[ ハローワークを通しての障害者雇用52,931件と過去最高 免疫機能障害者の就職件数177件 ]
2011.11.29
≪平成22年度 ハローワークを通じた障害者雇用件数情報≫
ハローワーク経由で障害者が就職した数は、5万件を越えて、
過去最高となったと、11月13日、厚生労働省は発表した。
平成22年度のハローワークを通じた障害者への職業紹介状況
は、過去最高の52,931件。
ちなみに、平成21年度は45,257件で、17%増となった。
免疫機能障害者の就職件数は177件でした。(21年度123件、20年度71件)
新規求職申込件数は132,734件で、5.4%増。
就職先産業別では、医療・福祉(10,483件)、製造業(8,773件)、
卸売業・小売業(8,754件)での就職件数がそれぞれ増加。
解雇者数は1,333人で、前年度比で43.4%下回った。
なお、平成22年度のポイントとしてあげてあるのが、
精神障害者の就職件数が33.2%増の、14,555件で
知的障害者の就職件数13,164件(15.1%増)を上回った。
※昨今、障害者雇用について今後採用枠増の強化策が打ち出され、
障害者の就職環境が良くなっていることと、就職後のフォローに
ついてもアフターケアが整備され始めていることが要因の一つに
なっているものと思われる。
免疫機能障害者についてもハローワークだけでなく、民間の就職
斡旋業者で障害者枠採用申込を逆に求めている。求人件数より申
込件数が少ないとの業者の中には希望者を募っている傾向があり、
自ら能力を高めて良い条件で良質な職場を獲得するチャンスでも
ある。
ハローワークに積極的にアタック、障碍者雇用の門戸のチャレンジもお勧め